XBRLは特定のソフトウェアやサービスに依存しない、世界共通のオープンな規格であるため、ソフトが違っていても、OSが違っていても同じようにデータの意味が正確に理解されます。
また、XBRLは多言語表示への対応が可能であるため、XBRLを使った企業の財務諸表データは世界を駆けめぐり利用されることになるでしょう。
日本国内では、上場企業が金融庁(EDINET)に提出する財務諸表データに2008年4月から、このXBRLの使用が義務付けられています。
また東京証券取引所(TDNet)においてもXBRLが本格導入され、財務情報がXBRL形式によって提供されます。
金融庁のEDINETと東京証券取引所のTDNetではXBRL化に際して、可能な限りファイル形式を一元化する方向で作業が進められています。
日本の企業情報開示に関するEDINETとTDnetの両システムがほぼ同時にXBRL化され両システムの財務情報がXBRLに一元化される点は、世界で最初の事例となり、まさに画期的な出来事と言えます。
財務情報の開示がXBRL化されると、従来に比べて財務情報の分析・加工が飛躍的に容易になります。
一般投資家にとって、また財務情報の作成者である上場企業にとっても大きなメリットがあり、XBRLの活用が期待されています。
また日本の金融市場は、国際的に標準化されたXBRLによるデータが提供されているという魅力で市場の国際的競争力を高めたいというねらいもあります。