XBRLの導入によって財務情報の発信者である上場企業にはどのような影響があるのでしょうか?
<上場企業への影響>
財務情報の作成者である上場企業は従来、
決算短針を東証(TDnet)に提出する際にはPDFファイル形式を、
有価証券報告書を財務局等に提出する際にはHTMLファイル形式という
2つの形式を各々用いてきました。
今後、XBRLに一元化されることによって上場企業の事務負担の軽減が期待されています。
また将来、会計システム等がXBRLに対応すれば、金融庁(EDINET)や東証(TDnet)に提出するXBRLデータは社内システムから直接作成することが可能になります。
これによって効率的な書類作成・データ作成が可能となります。
また手作業が削減されることによる財務情報の正確性の向上にも期待が集まっています。
またXBRLによる財務情報は、一般投資家等による情報利用性が非常に高いため開示情報としての価値が格段に向上し、上場会社が証券市場に期待する価格形成機能の向上にも役立つと考えられています。
また細かい事ですが、XBRLによる財務情報(開示書類)データはインターネットを通じて提出されるため、開示書類提出のために財務局等に出向く必要がないこと、紙媒体による開示書類の運用もインターネットに移行するため、開示書類の印刷費用が削減されることなどで、事務コスト負担も軽減されます。
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