XBRLで記述された決算情報は、デジタルデータのまま情報交換・入手できるので情報の収集・加工・分析が容易になります。
従来、企業の財務情報は、インターネット上でHTML形式やPDF形式で開示されたり、印刷された書面で配布して情報開示されたりしていました。
そこから数字を拾って、集計したり二次加工する作業にはコストもかかるし、また入力のミスも発生する可能性がありましたが、XBRLを使えば情報の収集・加工に必要なわずらわしい作業はすべてコンピュータが引き受けてくれます。
XBRLを使えば、ダウンロードしたデータを、ソフトウェアツールを使ってシステムや集計表に、直接取り込むことが出来るのです。
データ活用の仕方は、たとえば
(1) 会社名、年度、売上など項目を指定することによってデータを瞬時に呼び出すことが可能です。
(2) 同じ会社の決算データを過去数年分ならべて分析することができます。
(3) ある会社の決算データを同業他社や業界平均と比較することができます。
(4) 全上場企業 約3,900社を対象に、売上げや株主資本利益率(ROE)などのランキング表を作成できます。
XBRLは多言語に対応しているため、これらの作業は全て、海外の企業も対象に加えることが出来ます。
XBRLを活用して情報の収集・加工が容易になると、情報分析に多くの時間をかけられるようになります。
より高度で緻密な分析が可能となる一方、従来以上に決算情報の分析力が問われることとなります。